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屋根塗装工事はどのような流れで進む?写真で解説!
2025年11月03日(月)
宇都宮市、鶴田町、鹿沼市、壬生町、上三川町、ゆいの杜、さくら市、高根沢町、日光市にお住いの皆様、こんにちは。
KPCグループ|株式会社とちのき塗装テックのプロタイムズ宇都宮店・鶴田店) 森島です。

目次
屋根塗装は塗るだけじゃない!
一般的に、屋根と外壁のどちらも塗装する場合は2~3週間ほど、屋根塗装のみなら1週間~10日ほどと言われています。

「屋根塗装って意外と時間がかかるんだな…」と感じる方も多いのではないでしょうか。
実は、屋根塗装や外壁塗装は“塗るだけ”ではなく、その前後にたくさんの工程があるため、しっかりと時間が必要になります。
今回は、とちのき塗装テックがお届けする、失敗しないための「屋根塗装の流れ」を詳しく解説していきます。
屋根塗装は“塗る前”がとても大事
塗装工事は昔から「段取り8割」と言われ、塗装前の準備が仕上がりを左右します。
ここでは、とちのき塗装テックが実際の屋根塗装で行っている準備作業をご紹介します。
足場組立
足場の組立は半日~1日ほど。
建物の大きさや形状によって作業時間が変わります。
「屋根塗装だけなら足場はいらないんじゃ?」
「平屋だから足場無しでお願いしたい…」
そんな声もよくありますが、足場は
- 高圧洗浄時の水しぶきや塗料の飛散を防ぐ
 - 職人の安全を守る
 - 屋根塗装・外壁塗装の品質・精度を上げる
 
ために欠かせない設備です。

とちのき塗装テックでは、トラブルを防ぎ安全に屋根塗装を進めるために、必ず足場の設置をご案内しています。
足場組立に先立ち、建物の周りにある荷物を移動していただくことがあります。足場組立の準備についてはこちらのブログ↓をご覧ください。
高圧洗浄 ※屋根塗装の仕上がりが決まる重要工程
屋根の汚れ、古い塗膜、コケ、藻をしっかり落とすために高圧洗浄を行います。
- 屋根+外壁 → 1日
 - 屋根のみ → 半日ほど
 

洗浄後は濡れているため、その日の午後に塗装作業はできません。
屋根塗装の耐久性を高めるためにも、手を抜けない工程です。
補修 ※長持ちする屋根塗装のために必須
屋根材のひび割れ補修、釘の打ち直し、板金部のケレン(サビ落とし)などを行います。
これは仕上がりだけでなく、屋根塗装の寿命にも大きく影響する大切な工程です。


↑屋根のひび割れ補修

↑飛び出てしまっている釘は塗装前に打ち込みます

↑紙やすりでケレンをします
塗装作業
様々な作業を経てようやく塗装作業が始まります。
塗装の基本は3回塗りです。屋根材と上塗り塗料の密着を良くするための下塗り塗料を1回、色の付いた上塗り塗料を2回塗ります。屋根材が傷んでいる時は下塗りを2回行うこともあります。その場合は合計4回塗りになります。
下塗り
先述の通り、下塗り塗料は建材と上塗り塗料の密着性を高めるため“接着剤”のような役割です。お化粧でいうと下地と同じような役割を果たしています。
屋根と一口に言っても、屋根材そのものと、棟(むね)板金などの金属部分では使われている素材がまったく違います。
それぞれ特徴も劣化の仕方も違うため、とちのき塗装テックでは屋根材に合わせた最適な下塗り材を選定します。

↑板金(鉄)部の下塗り

↑屋根材の下塗り

また、繰り返しになりますが屋根の傷みが激しい場合には下塗り塗料を2回塗布します。というのも、傷みが激しいと屋根材が塗料を吸収してしまい、塗膜がしっかりと形成されないんです。艶が出る(=塗膜が形成される)ようもう一度塗装します。
2回塗るべきかどうかは大体の場合はお家の調査時に分かりますので、その際にご報告&お見積書は下塗り2回でご提案致します。
タスペーサー設置(縁切り作業)
スレート屋根の屋根塗装では、塗料で屋根材の隙間が塞がらないようにタスペーサーを設置します。
雨水の逃げ場を確保し、雨漏りを防ぐ重要な工程です。
…というのも、瓦のわずかな隙間を塗料でふさいでしまうと、雨水の逃げ道がなくなり、溜まった水が逆流して上へと押し上げられてしまうことがあります。
その結果、釘を伝って室内へ水が入り込み、雨漏りを引き起こしてしまう可能性があるためです。

カッター等で切れ込みを入れる方法もありますが、近年ではタスペーサーをいう器具を設置する方法が主流になりつつあります。

中塗り(上塗り1回目)
下塗りが終わったら、いよいよ色付き塗料での塗装が始まります。上塗り塗料は2回に分けて塗ります。”中塗り”は仕上がりを均一にするための大切な工程です。


↑中塗り完了後
上塗り(上塗り2回目)
上塗りを重ねることで、
- 塗膜の厚みが規定通りつく
 - パンフレット通りの耐久性が発揮される
 - ムラのない美しい仕上がりになる。
 
といった効果が期待できます。
どの工程でも同じですが、規定通りの作業ではないと、艶が出にくくなったり、塗膜の劣化が早まることがあります。
そのため、とちのき塗装テックでは、塗装後の天候や乾燥時間に注意しながら、丁寧に作業を進めています。


↑上塗り完了後の写真です
中塗り完了後と比べると艶が均一で綺麗に発色していますよね。
足場解体前に必ず行う “最終チェック”
塗装が終わったらすぐ足場を外す…のではなく、最後の大事な工程があります。
この辺りは塗装会社によって異なりますので、今回はとちのき塗装テックで行っている内容をベースにご紹介します。
検査
塗装工事は塗って終わりではありません。
とちのき塗装テックでは、
- 
施工管理者によるチェック
 - 
第三者目線での最終検査
 
を徹底し、塗り残しや細かい不備がないか確認します。

とちのき塗装テックではさらに、社内の【品質安全評価室】という部門から検査員を派遣して最終検査を行います。
手直し・清掃
検査が終わったら、指摘された箇所の手直しや各所の清掃を行います。そのため、足場解体日は最終検査の2~3日後が目安です。

まとめ
いかがでしたでしょうか?
屋根塗装は「塗って終わり」ではなく、
とちのき塗装テックが大切にしている、たくさんの工程を丁寧に積み重ねて完成する工事です。
この記事を通して、
「屋根塗装ってこうやって進んでいるんだ!」
「塗装には思った以上に丁寧な作業があるんだ!」
と感じていただけたら嬉しいです。
外壁塗装の流れについてもまとめていますので、ぜひ合わせてご覧ください。
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ブログ執筆者

株式会社とちのき塗装テック 営業
森島 正治
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