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【一般向けにわかりやすく解説】塗料の耐久年数はどう決まる?
2026年01月09日(金)
宇都宮市、鶴田町、鹿沼市、壬生町、上三川町、ゆいの杜、さくら市、高根沢町、日光市にお住いの皆様、こんにちは。
KPCグループ|株式会社とちのき塗装テックのプロタイムズ宇都宮店・鶴田店)有賀です。
本日は、外壁塗装に使用される「塗料の耐久年数」についてお話していきます。
宇都宮市で外壁塗装をご検討中の方から、よくいただく質問のひとつがこちらです。
「この塗料は何年もちますか?」
実はこの【〇年もつ】という表現、感覚や経験だけで決められているわけではありません。
塗料には、耐久年数を判断するための明確な試験方法が存在します。
今回は、外壁塗装を検討している一般の方向けに、
・塗料の耐久年数の考え方
・年数は何を基準に決められているのか
・業者ごとに耐久年数が違う理由
を、できるだけわかりやすく解説していきます。
目次
塗料の耐久年数とは?
外壁塗装の塗料には、ウレタン・シリコン・フッ素・無機といった種類があります。
これらは「塗料に使われている樹脂の種類」を表しており、車で例えるなら「軽自動車・普通車・トラック」といった大きな分類と同じです。
一般的に言われている耐久年数の目安は以下の通りです。
・ウレタン塗料:6〜8年
・シリコン塗料:8〜10年
・フッ素塗料:13〜15年
・無機塗料:18〜20年
ただし、ここで注意が必要です。
同じシリコン塗料でも、製品によって性能差は大きく、中には15年以上の耐久性が期待できるものも存在します。
つまり、
「シリコンだから10年」
「無機だから20年」
と単純に決めつけることはできません。
耐久年数は実際に何年も観察している?
ここで、多くの方が誤解しやすいポイントがあります。
塗料の耐久年数は、実際に住宅へ塗装して10年、20年と経過観察して決めているわけではありません。
では、どうやって算出しているのか。
その答えが「促進耐候性試験」です。
耐久年数の算出方法(促進耐候性試験)
促進耐候性試験とは、紫外線・雨(水)・風といった自然環境を人工的に再現し、塗料がどれくらい劣化するかを短期間で調べる試験方法です。
多くの試験では、塗りたての光沢を100%としたとき、光沢保持率が80%まで低下するタイミングを「耐久年数の目安」としています。
つまり、「見た目の劣化が目立ち始めるライン」を基準に年数換算している、ということです。
キセノンランプ式試験とは
代表的な試験方法のひとつが「キセノンランプ式試験」です。
この試験では、
・太陽光に近い人工光源(キセノンランプ)
・断続的な散水(雨を再現)
を組み合わせ、実際の屋外環境に近い条件を作り出します。
キセノンランプ式試験では、約250〜300時間を「屋外1年分」として換算します。
例えば、4000時間の試験結果が出た塗料の場合、約14〜16年相当の耐久性がある、という判断になります。
この試験方法は、促進耐候性試験の中で唯一「JIS規格」に適合している点も特徴です。
促進耐候性試験の種類と違い
実は、促進耐候性試験には複数の方法があります。
塗料メーカーごとに採用している試験が異なるため、ここが耐久年数のズレを生む原因にもなります。
① スーパーUV試験
強力な紫外線を照射し、短時間で劣化を促進させる試験方法です。
主に自動車や太陽光パネルなど、工業製品の耐久試験で使われます。
② サンシャインウェザーメーター試験
紫外線・温度・湿度を人工的に再現し、劣化を調べる試験です。
比較的短期間で結果が出る点が特徴です。
③ 宮古島暴露試験
日本でも特に過酷な環境である宮古島に塗板を設置し、
実際の自然環境下で経過観察を行う試験方法です。
結果が出るまでに長い時間がかかります。
④ キセノンランプ式試験
太陽光と雨を再現し、自然劣化に近い形で評価できる試験方法です。
JIS規格にも適合しており、信頼性が高いとされています。
耐久年数を見るときの注意点
ここが最も重要なポイントです。
同じ「20年耐久」と書かれている塗料でも、
・どの試験方法を使ったのか
・光沢保持率の基準をどこに設定しているのか
によって、実際の性能には差が出ます。
試験方法が違えば、
Aの試験では20年相当
Bの試験では15年相当
という結果になることも珍しくありません。
宇都宮市で外壁塗装の相見積もりを取る際は、「同じ試験方法で算出された耐久年数かどうか」必ず確認することをおすすめします。
まとめ
外壁塗装の塗料耐久年数は、単なるイメージや営業トークではなく、促進耐候性試験という明確な根拠をもとに算出されています。
塗料選びで後悔しないためには、
・耐久年数の数字だけを見る
・試験方法まで含めて比較する
この2点がとても重要です。
宇都宮市で外壁塗装をご検討中の方は、ぜひ「塗料の耐久年数の根拠」にも注目してみてください。
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ブログ執筆者
株式会社とちのき塗装テック 副店長
有賀 大尊
2級建築施工管理技士/2級土木施工管理技士(補)/外装劣化診断士/カラーコーディネーター
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