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【外壁塗装】目地の塗分けって出来るの?
2026年08月26日(水)
宇都宮市、鶴田町、鹿沼市、壬生町、上三川町、ゆいの杜、さくら市、高根沢町、日光市にお住いの皆様、こんにちは。
KPCグループ|株式会社とちのき塗装テックのプロタイムズ宇都宮店・鶴田店)坪山です。
目次
外壁のデザインを活かす「目地塗り分け塗装」とは?|サイディングをおしゃれに仕上げる方法
外壁塗装を考えるとき、「色をどうしよう?」と悩まれる方は多いのではないでしょうか。
せっかく塗り替えるのであれば、今までとは違う色にしてイメージを変えたいという方もいれば、「せっかく気に入って選んだサイディングの柄を残したい」という方もいらっしゃいます。
特に、レンガ調やタイル調などの凹凸があるサイディングは、単色で塗りつぶしてしまうと、もともとのデザイン性が分かりにくくなってしまうことがあります。
そこで、今回ご紹介するのが「目地の塗り分け塗装」です。
実際の施工事例をもとに、目地塗り分け塗装とはどのような仕上がりになるのか、どんな外壁に向いているのかをご紹介していきます。
目地塗り分け塗装とは?
目地塗り分け塗装とは、レンガ調やタイル調など、凹凸のあるサイディングの形状を活かしながら、表面と目地部分の色を変えて仕上げる方法です。
一般的な外壁塗装では、外壁全体を一色で仕上げます。
例えば、レンガ調のサイディングを茶色一色で塗装すると、外壁全体が一色になるため、もともとの凹凸や柄が目立ちにくくなる場合があります。
一方で、目地部分と表面部分で色を変えることで、サイディングの凹凸がより際立ち、レンガやタイルのような立体感を表現できます。
「外壁を塗り替えたいけれど、今のデザインも気に入っている」
そんな方に検討していただきたい仕上げ方法の一つになります。
クリヤー塗装との違い
「今のサイディングの柄を残したい」という場合、思い浮かぶのがクリヤー塗装ではないでしょうか。
クリヤー塗装は、透明な塗料を使用することで、今のサイディングの色や柄を活かしながら外壁を保護する方法です。
ただし、どんなサイディングでもクリヤー塗装ができるわけではありません。
外壁の劣化が進んでいる場合や、チョーキング、ひび割れ、色あせなどが見られる場合には、クリヤー塗装が適さないことがあります。
また、サイディングには光触媒などの特殊な処理が施されているものもあり、塗料との密着性に注意が必要なケースがあります。
そのため、「築○年だからクリヤー塗装はできない」と築年数だけで単純に判断するのではなく、実際の外壁の状態やサイディングの種類を確認したうえで判断することが大切です。
クリヤー塗装が難しい場合でも、サイディングのデザインを活かす方法がないとは限りません。
その選択肢の一つが、今回ご紹介する目地の塗り分け塗装です。
日本ペイントでも、劣化が進んだ窯業系サイディングに対して、サイディングの形状を活かして多色で仕上げる方法が紹介されています。
今回の施工事例をご紹介します
今回ご紹介するのは、築20年以上が経過した方の外壁です。

こちらのお客様は、
「せっかく気に入って選んだサイディングなので、できるだけ柄を活かしたい」
というご希望をお持ちでした。
当初はクリヤー塗装も候補の一つでしたが、外壁の状態を確認したうえで、今回は通常の色付き塗料を使用した塗り替えをご提案しました。
ただし、一般的な単色仕上げでは、現在のサイディングが持っているレンガ調のデザインが分かりにくくなってしまいます。
そこで今回は、目地部分と表面部分の色を変える「目地塗り分け塗装」を採用しました。
まずは外壁の下地処理から
外壁塗装で重要なのは、いきなり色を塗ることではありません。
まずは外壁の汚れや古い塗膜の状態を確認し、高圧洗浄や下地処理を行います。
そのうえで、外壁の状態や使用する塗料に合わせた下塗り材を選定して施工していきます。
下塗りには、上塗り塗料を密着させるだけでなく、外壁の状態に応じて下地を整える役割があります。
そのため、「どの塗料を塗るか」だけではなく、現在の外壁がどのような状態なのかを確認することが重要です。
下塗り・中塗り・上塗り
下地処理が終わったら、塗料の仕様に合わせて下塗り、中塗り、上塗りと施工していきます。
下塗り施工
中塗り施工
上塗り施工
注意していただきたいのは、「外壁塗装は必ず3回塗ればいい」というわけではありません。
塗料メーカーが定める仕様や、外壁の状態によって工程や使用する材料は異なります。
今回の施工では、まず外壁全体を塗装して、目地塗り分けのベースとなる色をつくっていきます。
そして、ここからが今回の施工のポイントです。
ここからが「目地塗り分け」です
一般的な外壁塗装であれば、上塗りまで終われば完成となります。
しかし、目地塗り分け塗装では、そこからさらに色を分ける仕上げ工程を行います。
今回は、目地部分を白、サイディングの表面部分をレンガ色として仕上げました。
凹凸のあるサイディングの形状を利用しながら、色を分けていくことで、単色仕上げとは違った立体感が生まれます。
写真だけでは簡単そうに見えるかもしれませんが、実際には非常に細かな作業です。
凹凸の大きさや形状によって塗り方が変わるため、均一な仕上がりにするには、職人の経験や技術が求められます。
特に、色の境目が不自然になってしまうと、せっかくのデザインがきれいに見えませんので、外壁の形状を確認しながら、細かな部分まで丁寧に仕上げていきます。
完成すると、こんな外壁に!
そして、目地の塗り分けが完成しました。
レンガ色の表面部分と白い目地を組み合わせることで、もともとのサイディングが持っていた凹凸がよりはっきりと見えるようになりました。
一色で塗りつぶした場合とは、かなり印象が変わります。
「外壁を塗り替えたいけれど、今の外壁の柄を消したくない」
という方には、こうした多色仕上げも選択肢の一つです。
もちろん、すべてのサイディングで同じような仕上がりができるわけではありません。
外壁の凹凸の形状や劣化状態、既存塗膜、使用する塗料などによって、適した施工方法は変わります。
そのため、実際に施工できるかどうかは、現地で外壁を確認してから判断することが大切になります。
目地塗り分け塗装はこんな方におすすめ
目地塗り分け塗装は、特に次のような方におすすめです。
・レンガ調やタイル調のサイディングが気に入っている
・外壁を単色で塗りつぶしたくない
・現在の外壁のデザインをできるだけ活かしたい
・外壁塗装で家の印象を変えたい
・普通の単色塗装とは違う仕上がりにしたい
「外壁塗装=一色で塗るもの」と思われている方も多いかもしれません。
しかし、サイディングの形状やデザインを活かしながら、色の組み合わせによって仕上がりの印象を変えることもできます。
2色だけでなく、さまざまな仕上げが可能です
今回の施工では、白とレンガ色の2色を使って仕上げました。
色の組み合わせによって、ナチュラルな雰囲気にも、落ち着いた雰囲気にも、個性的な雰囲気にも変えることができます。
また、外壁のデザインによっては、2色だけでなく、複数の色を組み合わせた仕上げを検討できる場合もあります。
ただし、色を増やせば必ず良い仕上がりになるというものではありません。
住宅全体の屋根や付帯部、サッシなどとのバランスも重要です。
そのため、色を決める際には「好きな色」だけでなく、家全体で見たときにまとまりのある組み合わせになっているかを考えることが大切です。
外壁塗装は「何色にするか」だけではありません
外壁塗装というと、「何色に塗るか」が一番気になるところかもしれません。
しかし、本当に大切なことは、今の外壁の状態を確認したうえで、どのような塗装方法が適しているのかを考えることです。
サイディングの柄を残したいからといって、必ずクリヤー塗装ができるとは限りません。
一方で、クリヤー塗装が難しい場合でも、今回のようにサイディングの凹凸を活かした塗り分けによって、デザイン性のある外壁に仕上げられる可能性があります。
「この外壁はクリヤー塗装できるの?」
「今のサイディングの柄を残したい」
「一色ではなく、おしゃれな外壁にしたい」
そんなご希望がありましたら、まずは現在の外壁の状態を確認してみることをおすすめします。
大切なお住まいだからこそ、ただ塗り替えるだけではなく、今ある外壁のデザインを活かす方法も含めて検討してみてはいかがでしょうか。
とちのき塗装テック・プロタイムズ宇都宮店・鶴田店では、外壁の状態やサイディングのデザインを確認したうえで、お住まいに合わせた塗装方法をご提案しています。
目地の塗り分け塗装について詳しく知りたい方や、ご自宅のサイディングでも施工できるか確認したい方は、お気軽にご相談ください。
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ブログ執筆者

株式会社とちのき塗装テック
坪山 雅明
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