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梅雨時期に塗装はできる?メリット・デメリットとベランダ防水・雨漏れ対策
2025年06月04日(水)
宇都宮市、鶴田町、鹿沼市、壬生町、下野市、上三川町、日光市にお住いの皆様、こんにちは。
2022年春に宇都宮市 鶴田町にOPENしました、創業97年のKPCグループの㈱とちのき塗装テックのプロタイムズ宇都宮 鶴田店)の佐々木です。
目次
梅雨時期に塗装はできる?メリット・デメリットとベランダ防水・雨漏れ対策
外壁や屋根の塗装工事を検討している方にとって、「梅雨の時期に塗装ってできるの?」という疑問はとても多いものです。雨が続くイメージのある梅雨ですが、実は適切な対策を講じれば塗装工事は可能であり、むしろメリットがある場合もあります。
梅雨が近づくと、住まいに関する悩みが一気に増えてきます。「外壁の塗装が劣化していないか」「ベランダの防水は大丈夫?」「室内に雨漏れが発生しそうで心配」など、湿気と雨に悩まされる時期だからこそ、事前のメンテナンスが重要です。
1. 梅雨に塗装はできるのか?
結論から言えば、梅雨の時期でも塗装工事は可能です。ただし、条件があります。塗装工事は「乾燥」が重要で、塗料がしっかり乾かないと施工不良の原因になります。雨が降っている中では当然塗装はできませんし、湿度が高すぎると乾燥時間が延び、仕上がりにも影響します。
ただし、最近では高性能な速乾性塗料や湿度に強い塗料も開発されており、天候を細かくチェックしながら施工することで、梅雨時期でもしっかりとした仕上がりを実現することが可能です。
2. 梅雨時期の塗装のデメリットとリスク
2-1. 乾燥時間が長くなる
塗料は基本的に「気温15〜30℃・湿度85%以下」での施工が推奨されています。梅雨は湿度が高いため、塗料の乾燥に時間がかかり、結果として工期が延びる可能性があります。
2-2. 塗料の密着不良が起きやすい
湿度が高いと、塗装面に水分が残りやすくなります。これが原因で塗膜の密着が悪くなり、数年後に「剥がれ」や「膨れ」が発生するリスクがあります。
2-3. 工事スケジュールが遅れがち
雨天時には作業が中止になるため、工期が読みにくくなるという点もリスクの一つです。予定通りに工事が終わらない可能性もあるため、余裕をもったスケジュールが求められます。
3. 梅雨時期に塗装するメリットとは?
3-1. 業者のスケジュールが取りやすい
梅雨は「塗装の閑散期」と言われることが多く、春や秋に比べて予約が取りやすくなります。そのため、希望の日程で施工がしやすいというメリットがあります。
3-2. 値引き・キャンペーンのチャンス
業者によっては、梅雨時期に合わせた割引キャンペーンを行っている場合もあります。コストを抑えつつ高品質な塗装を実現できるチャンスです。
3-3. 熟練業者による丁寧な施工
梅雨に塗装を行うには高度な知識と経験が求められます。あえてこの時期に施工することで、技術力の高い職人が丁寧に作業してくれる可能性が高まります。
4. 梅雨に塗装を行う際の注意点・対策
4-1. 天気予報のチェックと柔軟な対応
塗装前日・当日の天気を細かくチェックし、雨天時には無理に作業を行わない判断が大切です。優良な業者は、天候に合わせたスケジュール管理を徹底してくれます。
4-2. 湿度管理の徹底
湿度が高すぎるときは、施工を見送るのが基本。湿度計を活用し、基準値以下での施工を守っているかどうかを確認しましょう。
4-3. 使用塗料の選定
梅雨に強い塗料を選ぶのも大切なポイントです。たとえば、**湿気に強く、乾燥が早い塗料(アクリルシリコン系など)**を選ぶことでリスクを軽減できます。
4-4. 足場と養生の強化
突然の雨に備え、足場周りのメッシュシートやビニール養生をしっかり行うことも重要です。これにより、雨の吹き込みを防ぎ、施工環境を守ることができます。
5. 梅雨時期の塗装でよくある質問
Q1. 雨が降ったら工事はどうなりますか?
A. 基本的に塗装は中止となり、晴れた日に再開されます。無理に作業を進めることはないためご安心ください。
Q2. 工期はどれくらい延びますか?
A. 通常より2〜5日程度延びる可能性があります。ただし、天候の影響次第なので、余裕を持ったスケジュールが理想です。
Q3. 梅雨でも品質は落ちませんか?
A. しっかりとした業者を選び、適切な管理をすれば品質を保った施工は可能です。むしろ、慎重な作業により丁寧な仕上がりになることもあります。
6. ベランダ・バルコニーの防水層チェック
ベランダやバルコニーは、防水層によって雨水を遮断していますが、この防水層も経年劣化します。特に紫外線や雨風にさらされることで、10年程度で防水効果が低下するケースが多く見られます。
● ベランダ防水の種類と寿命
防水工法 | 特徴 | 耐用年数 |
---|---|---|
ウレタン防水 | 柔軟で施工が簡単 | 約10〜12年 |
FRP防水 | 強度が高くメンテナンス性も良好 | 約10〜15年 |
シート防水 | 工期が短く、安定した品質 | 約13〜15年 |
● 防水層の劣化サイン
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表面のひび割れ
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塗膜の浮き・剥がれ
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雨が降るとベランダに水たまりができる
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コケ・カビの発生
これらは防水機能の低下を示しており、放置すれば雨漏れや構造体の腐食にもつながるため注意が必要です。
7. 雨漏れの早期発見と対策
● 雨漏れは“静かに進行”する
雨漏れというと「水がポタポタ垂れてくる」イメージがありますが、実際にはもっと静かに、見えないところで進行します。
● 初期サインを見逃さない
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天井や壁のシミや変色
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クロスの剥がれ
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カビ臭さや湿気っぽいにおい
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窓枠まわりの結露の増加
これらの異変を感じたら、すでに内部に雨水が侵入している可能性があります。
● 雨漏れの原因は一つではない
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屋根の破損や釘の浮き
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ベランダ防水層の劣化
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外壁やサッシまわりのシーリングの劣化
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室外機ホースや配管まわりの隙間
複数の箇所が同時に劣化しているケースもあるため、プロによる総合的な点検が重要です。
梅雨の塗装・防水工事でよくある疑問
Q1. 梅雨の時期に塗装や防水工事はできる?
A. できますが、天気と業者選びがカギになります。梅雨の合間の晴れ間を活用して施工するため、工期が長くなることもありますが、雨天対応に慣れた業者であれば問題なく対応可能です。
Q2. 雨漏れを見つけたらすぐに工事すべき?
A. 雨漏れは放置すると被害が拡大するため、早急な対応が必要です。まずは応急処置として防水テープやブルーシートを活用し、その後専門業者に点検を依頼しましょう。
Q3. 防水工事と塗装工事は同時にできる?
A. はい、同時施工が可能ですし、足場代や工期を節約できるため、コストメリットも大きいです。外壁・屋根塗装のタイミングでベランダ防水も一緒に行うのが効率的です。
梅雨前対策を成功させるためのポイント
● 早めの点検がカギ
梅雨が本格化してからでは、工事が延期になったり雨の影響で仕上がりに差が出たりする可能性があります。春のうちに点検・準備を済ませておくのが理想です。
● 実績のある業者を選ぶ
特に雨の多い時期の工事は、施工管理力の高い業者であることが重要です。無料点検や雨漏れ診断を行っている会社を選ぶと安心です。
● 保証内容をチェック
防水工事や塗装工事には、保証が付いている場合があります。施工後のトラブルに備えた保証制度の有無と内容を必ず確認しましょう。
まとめ
梅雨は日本の気候において避けられない季節ですが、だからこそ「事前準備」が住まいの寿命を大きく左右します。
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塗装の劣化は雨漏れの前兆
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ベランダの防水層は10年が目安
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雨漏れは早期発見・早期対処が鉄則
あなたの住まいを梅雨の雨から守るために、今こそ点検とメンテナンスを行いましょう。プロによる診断や見積もりを活用し、快適な梅雨を迎える準備をはじめませんか?
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お客様とのご縁を大切に喜びと安心、そして感動をご提供できるような工事を行ってまいります。
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ブログ執筆者
株式会社とちのき塗装テック 営業
佐々木 直史
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