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棟板金の補修工事
2024年06月20日(木)
宇都宮市、鶴田町、鹿沼市、壬生町、下野市、上三川町、日光市にお住いの皆様、こんにちは。
2022年春に宇都宮市 鶴田町にOPENしました、創業96年のKPCグループのプロタイムズ宇都宮 鶴田店)の大掛です。
棟板金は、お家を守る重要な役割がございます。
この棟板金が経年劣化により様々なトラブルを引き起こし、最悪の場合剥がれて飛んでしまうことも・・・
そこで、今回は棟板金の役割から劣化症状、また施工手順について詳しくご説明いたします!
目次
■主な劣化症状
棟板金は、屋根の天辺に設置され雨風や外的要因の影響を受けやすいです。
しかし、外側からは見えませんがこの棟板金の下地には木材が使用されております。
使用される木材は基本的には腐食の耐性が高いものが使用されていますが、経年劣化によりいずれは劣化が始まります。そして木材は外から見えない箇所でもあり腐食に気付かないケースが多く見られます。
更には、棟板金はその名の通り板金(金属製)のため、気温の変化など気候によっては膨張と収縮を繰り返し、この積み重ねがダメージとなり釘が浮いてきてしまう原因となってしまいます。
こちらは釘が浮いてしまった棟板金の写真です↓
上記でご説明したように、棟板金は劣化が進むことで木材が腐食したり、釘が浮いている状態を放置してしまったことで板金部が外的要因に耐えられず飛んでしまうリスクがございます。
こちらは実際に棟板金が飛んでしまった後の写真です↓
飛んだ板金材が通行人に当たってしまったりすると大怪我に繋がります。その他にも隣家へぶつかってしまったり、車に当たってしまう事もございますので大変危険です。
また、板金材や下地材が剥がれた状態が続くと、ビス穴から雨水が入り込んで雨漏りする可能性もあります。
このような状況を防ぐためにも、棟板金の劣化を確認したら早めの交換が必要となるのです。
■施工手順
①施工前
棟板金施工前の写真です。こちらは既に1箇所棟板金が飛んでしまっている状態です。
②棟板金の撤去
まずは既存の棟板金を撤去いたします。板金部を撤去すると下地木材がみえてきます。やはり板金が飛んでいない部分も釘留め箇所の腐食が進んでおり、いつ飛んでもおかしくない危険な状態でした。
③下地木材の撤去
劣化した下地の木材も撤去していきます。
④新規下地木材の設置
次に新しい下地となる木材を取り付けていきます。
⑤新規棟板金の取り付け
新しい棟板金を被せていきます。昔は釘で固定するのが主流でしたが、近年はビス留めが主流になってきております。
⑥シーリング施工
被せ終わりましたら、次は板金部のジョイント部にシーリングを打設することでより雨水の侵入から守る役割がございます。
⑦施工後
シーリングが打ち終わり完成です。
こちらの屋根は板金交換後に屋根全体に塗装を行い、設置したばかりの板金に更に錆止めを入れて塗装を行い耐久性を向上させます。
■まとめ
これまでご説明させていただいたように、棟板金は雨風からお家を守る重要な役割をしております。外的影響を受けやすい分、経年劣化も早いため定期的なメンテナンスが必要です
とは言っても屋根に登って確認するのは非常に危険です!!
屋根は滑りやすくつまずきなどが原因で落下して大きな事故になりかねませんので、絶対にご自身では屋根に登らないよう注意が必要です!
もしご不安であれば、弊社では棟板金をはじめ、お家の診断を無料で行っておりますので、お気軽にお問合せ下さいませ。
創業96年のKPCグループ(郡山塗装グループ)のプロタイムズ宇都宮 鶴田店は、栃木県内全域で地域密着の外壁工事、塗装工事、各所補修、屋上防水、内装リフォームまで、お家のことでしたら何でもお問い合わせ下さい。
お客様とのご縁を大切に喜びと安心、そして感動をご提供できるような工事を行ってまいります。
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ブログ執筆者
株式会社とちのき塗装テック 営業/施工管理
大掛 祐紀
2級建築施工管理技士(補)/外装劣化診断士/カラーコーディネーター/有機溶剤作業主任者
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