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塗装前に知っておくべき『下地処理』の重要性
2025年05月07日(水)
宇都宮市、鶴田町、鹿沼市、壬生町、下野市、上三川町、日光市にお住いの皆様、こんにちは。
2022年春に宇都宮市 鶴田町にOPENしました、創業97年のKPCグループの㈱とちのき塗装テックのプロタイムズ宇都宮 鶴田店)の佐々木です。
目次
塗装前に知っておくべき『下地処理』の重要性
外壁塗装や屋根塗装を検討する際、多くの方が気になるのは「どんな塗料を使うのか」「仕上がりはどうなるのか」「費用はどれくらいか」といった点でしょう。
しかし、塗装の“見えない部分”である「下地処理」が、塗装の仕上がりと寿命を大きく左右することをご存じでしょうか?
下地処理の基本から、その工程ごとの役割、適切な施工がもたらすメリット、そして不適切な処理が招くリスクまで、わかりやすく解説します。これから塗装工事を検討している方にとって、失敗しない業者選びにも役立つ情報です。
下地処理とは何か?
「下地処理」とは、塗装をする前に行う各種の準備作業の総称です。経年劣化によって傷んだ外壁や屋根の表面を補修し、塗料がしっかり密着するように整える重要な工程です。以下のような作業が含まれます。
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高圧洗浄
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ひび割れ(クラック)補修
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シーリングの打ち替えや増し打ち
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ケレン作業(サビや旧塗膜の除去)
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素地調整・下塗り
これらの作業を丁寧に行うことで、塗装後の仕上がりが美しくなり、塗膜が長持ちするのです。
なぜ下地処理が重要なのか?5つの理由
1. 塗膜の密着性を高める
塗装はただ塗るだけでは効果を発揮しません。表面に汚れやホコリ、旧塗膜が残っていたり、傷んだままの状態で塗料を塗ってしまうと、塗膜がうまく密着せず、短期間で剥がれてしまう可能性があります。しっかりと下地処理を行えば、塗料が素地にしっかりと定着し、耐候性や防水性が高まります。
2. 劣化部分の補修により構造体を守る
ひび割れやサビ、腐食などは放置すると構造体そのものに悪影響を及ぼします。下地処理の段階でこうした劣化を発見し、適切に補修することで、建物の寿命を延ばすことができます。
3. 仕上がりの美しさが格段に向上
外壁の凹凸やひび割れ、旧塗膜の浮きがあるまま塗装をすると、表面がガタガタになったり、色ムラが生じたりします。下地処理によって平滑な表面を整えることで、見た目も美しく仕上がります。
4. 塗装の耐用年数が大幅に変わる
下地処理をしっかり行った場合と、手抜きした場合とでは、塗膜の耐久年数に大きな差が出ます。適切な処理を施すことで、塗料本来の性能を最大限に引き出すことができ、結果的に長持ちする塗装になります。
5. 次回塗装までの期間が長くなる=コスト削減
耐久性が高まるということは、次に塗装が必要になるまでの期間が延びるということです。つまり、長期的に見れば、塗装回数が減り、メンテナンス費用の削減につながります。
下地処理の工程とそれぞれの役割
高圧洗浄
建物の表面に付着しているホコリ、カビ、コケ、古い塗膜などを高圧水で洗い流します。これにより、塗料がしっかりと付着する状態に整えます。
クラック(ひび割れ)補修
外壁にできた細かなクラックを放置すると、そこから雨水が浸入し、内部の構造材にダメージを与える恐れがあります。補修材を使ってひび割れを埋め、強度を保ちます。
シーリング工事(打ち替え・増し打ち)
サッシ回りや目地に使われているシーリング材が劣化している場合、新しいものに打ち替えるか、上から増し打ちして防水性を確保します。特に窓まわりは漏水リスクが高いため、慎重な処理が必要です。
ケレン作業
金属部位や旧塗膜が劣化している部分に対して、サビや剥がれを除去します。この工程が不十分だと、再び塗膜が剥がれてしまいます。
下塗り(プライマー塗布)
下塗りは、塗料の“のり”をよくする接着剤のような役割です。素材と上塗り塗料との密着性を高めるため、非常に重要です。下塗りなしで上塗りをしてしまうと、塗料がうまく乗らず、すぐに劣化してしまいます。
下地処理を軽視するとどうなるのか?
実際に、塗装業者の中には工期短縮やコスト削減のために下地処理を簡略化するケースも存在します。しかし、それは以下のような重大な問題を引き起こしかねません。
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塗装から数年で剥がれや膨れが発生する
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クラックから雨水が浸入し、雨漏りやカビの原因に
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本来10年持つはずの塗膜が、3〜5年で劣化
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結果的に再塗装が必要になり、かえって高額に
(外壁の膨れ 塗装の前の下地処理不足や水分を含んだ事で発生)
(外壁のひび割れ 塗装前に必要な補修を簡略化した事で発生)
これではせっかくの塗装工事が無駄になってしまいます。信頼できる業者は、下地処理に時間と手間をかけて丁寧に作業を行います。
良い塗装業者の見分け方:下地処理の説明に注目
塗装工事の見積もりを取る際、必ずチェックしてほしいのが「下地処理の内容が明記されているか」です。以下のようなポイントを確認しましょう。
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工程表に下地処理の項目が含まれているか
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どんな洗浄機を使うのか
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シーリングの打ち替え有無と箇所数
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ケレン作業の範囲と方法
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使用する下塗り材の種類と特徴
また、事前の現地調査で劣化状態を丁寧に確認し、それに応じた処理方法を提案してくれる業者であれば安心です。
まとめ:塗装の成功は「見えない工程」にあり
「塗装前 下地処理 重要性」というキーワードの通り、下地処理は塗装の成否を大きく左右する要素です。どんなに高価な塗料を使っても、下地処理が甘ければ台無しになってしまいます。
これらを実現するためには、下地処理を決しておろそかにしてはいけません。見積もりや現地調査の際には、下地処理について積極的に質問してみましょう。信頼できる業者ほど、きちんと説明してくれるはずです。
あなたの大切な住まいを長く守るために、「塗装前の下地処理の重要性」をぜひ意識してみてください。
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