スタッフブログ
シリコン・フッ素・無機塗料のメリット・デメリットを徹底解説!外壁・屋根塗装で失敗しないための選び方
2025年08月20日(水)
宇都宮市、鶴田町、鹿沼市、壬生町、上三川町、ゆいの杜、さくら市、高根沢町、日光市にお住いの皆様、こんにちは。
KPCグループ|株式会社とちのき塗装テックのプロタイムズ宇都宮店・鶴田店)坪山です。
目次
シリコン・フッ素・無機塗料のメリット・デメリットを徹底解説!外壁・屋根塗装で失敗しないための選び方
外壁や屋根の塗装工事を検討していると、「シリコン塗料」「フッ素塗料」「無機塗料」という言葉をよく目にするのではないでしょうか?
実際にお客様からも「どれを選べばいいの?」「価格の違いだけじゃないの?」というご相談をいただくことが多いです。
この記事では、それぞれの塗料の特徴・メリット・デメリットを分かりやすく比較し、ご自宅に合った塗料選びのポイントをお伝えします。
1. 塗料の種類で耐久性とコストが変わる
外壁塗装や屋根塗装で使う塗料は、大きく
「アクリル → ウレタン → シリコン → フッ素 → 無機」
という順でグレードが上がっていきます。
-
アクリル・ウレタンは、コスト重視の一部現場向け。
-
一般住宅では「シリコン」「フッ素」「無機」が主流になります。
つまり、お客様が検討することになるのは 「シリコン・フッ素・無機のどれにするか」 という選択です。
2. シリコン塗料の特徴
※画像の塗料は「アステックペイント 超低汚染プラチナリファイン2000Si-IR」
耐候性等下記の記載と異なる場合がございます。
メリット
-
価格と性能のバランスが良い
比較的リーズナブルで、耐用年数も10〜13年ほど。コストパフォーマンスに優れています。 -
汚れにくくツヤが出やすい
樹脂の性質上、仕上がりの光沢感が長持ちしやすいのも特徴です。 -
種類が豊富で選びやすい
多くのメーカーが製造しているため、カラーラインナップも多く、お客様の好みに合わせやすいです。
デメリット
-
フッ素・無機に比べると耐久性は劣る
10年を超えたあたりから色あせやチョーキング現象(粉っぽくなる現象)が出やすくなります。 -
再塗装サイクルが早め
長く住む予定の住宅では、将来的に再度の塗装が必要になり、フッ素や無機塗料と比べてトータルコストが高くなる可能性もあります。
👉 こんな方におすすめ!
「費用を抑えつつ、標準的な耐久性で十分」というお客様。10年ごとにメンテナンスを予定している方に最適です。
3. フッ素塗料の特徴
※画像の塗料は「アステックペイント 超低汚染プラチナリファイン2000MF-IR」
耐候性等下記の記載と異なる場合がございます。
メリット
-
高い耐久性
耐用年数は15〜20年と長め。雨・紫外線に強く、外壁・屋根をしっかり保護してくれます。 -
親水性が高く汚れに強い
雨が降ると汚れを自然に洗い流してくれる「セルフクリーニング効果」がある製品も多いです。 -
公共施設や大規模建物にも使用される実績
橋梁やビルでも採用されている信頼性の高い塗料です。
デメリット
-
価格が高い
シリコン塗料の1.3〜1.5倍ほどの費用がかかることが多いです。 -
硬くて割れやすい場合がある
外壁の動きが大きい建物では、塗膜が割れるケースもあります。
👉 こんな方におすすめ!
「できるだけ塗り替え回数を減らしたい」「長く安心して住みたい」というお客様。特に、屋根塗装に向いています。
4. 無機塗料の特徴
※画像の塗料は「アステックペイント 超低汚染プラチナリファイン2000無機-IR」
耐候性等下記の記載と異なる場合がございます。
メリット
-
最高ランクの耐久性
耐用年数は20〜25年。無機成分(ガラスや石など)を含むため、紫外線に強く劣化しにくいです。 -
カビや藻が生えにくい
親水性が高く、汚れや生物汚染を防ぐ効果があります。 -
長期的に見ればコストを抑えられる
塗り替え回数が少なく済むため、長く住む方には結果的に経済的。
デメリット
-
初期費用が最も高い
シリコンの2倍近くするケースもあり、予算に余裕が必要です。 -
職人の技術によって仕上がりに差が出る
高性能なだけに施工精度も重要で、経験豊富な業者を選ばなければ本来の性能を発揮できません。
👉 こんな方におすすめ!
「一度の塗装でできるだけ長持ちさせたい」「建て替えの予定がなく、長く暮らす家だからこそ品質重視」というお客様。
5. 3つの塗料を比較すると?
種類 | 耐用年数 | 費用相場(外壁塗装30坪目安) | 特徴 |
---|---|---|---|
シリコン | 10〜13年 | 約70〜90万円 | コスパ重視、一般的な標準グレード |
フッ素 | 15〜20年 | 約90〜120万円 | 高耐久・セルフクリーニング効果 |
無機 | 20〜25年 | 約110〜140万円 | 最長寿命、長期的にお得 |
※あくまで目安です。建物の状態や立地条件によって変動しますのでご注意ください。
6. 塗料選びで失敗しないためのポイント
-
予算と将来設計を考える
「あと10年住めればいい」のか「30年以上住む予定」なのかで選ぶ塗料は変わります。 -
屋根か外壁かで使い分ける
屋根は紫外線を強く受けるため、フッ素や無機が推奨されます。外壁はシリコンでも十分なケースがあります。 -
信頼できる業者に相談する
塗料の性能を最大限発揮できるかは施工技術次第。相見積もりの際には「塗料の説明力」と「施工事例」をしっかり確認しましょう。
まとめ
シリコン・フッ素・無機塗料には、それぞれの特徴とメリット・デメリットがあります。
-
シリコン塗料:価格と性能のバランスが良く、一般的で安心。
-
フッ素塗料:高耐久でメンテナンス回数を減らせる。
-
無機塗料:最長寿命で長期的にお得だが初期費用は高い。
「どの塗料が一番良いか?」は、お客様のご予算・住まい方・ライフプランによって答えが変わります。
とちのき塗装テックでは、お住まいの診断を行ったうえで、最適な塗料と施工方法をご提案いたします。
外壁塗装・屋根塗装でお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
お問い合わせ
\まずは無料のお見積もりから/
⇒ 専門スタッフによる現地調査・診断付き!
【公式LINE】または【お問い合わせフォーム】から今すぐご相談ください!
ご自宅に居ながら専門家に相談が可能な
プロタイムズ宇都宮店・鶴田店公式LINEアカウントへ!
創業97年のKPCグループ(郡山塗装グループ)によるプロタイムズ宇都宮店・鶴田店は、栃木県内全域で外壁塗装やリフォームなどの地域密着型サービスを展開中。
お客様とのご縁を大切にし、感動を届ける施工を目指しています。
外壁塗装|屋根リフォーム|サイディング|雨もり防水専門店
適正価格で評判の見積もりを実現いたします。
栃木県内4店舗展開中!⇒宇都宮店(岡本)、宇都宮鶴田店、とちぎ店、那須塩原店
㈱とちのき塗装テック プロタイムズ宇都宮店・鶴田店
宇都宮市|鶴田町|鹿沼市|壬生町|下野市|上三川町|さくら市高根沢町|真岡市|日光市
ブログ執筆者
株式会社とちのき塗装テック
坪山 雅明
人気記事