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【宇都宮市】外壁塗装におけるカラープランの法的制約って?
2025年05月23日(金)
宇都宮市、鶴田町、鹿沼市、壬生町、上三川町、ゆいの杜、さくら市、高根沢町、日光市にお住いの皆様、こんにちは。
KPCグループ|株式会社とちのき塗装テックのプロタイムズ宇都宮店・鶴田店)荻原です(*’ω’*)
外壁塗装を検討する際、施主様の多くは「好きな色に塗り替えられる」と思いがちです。しかし、宇都宮市の一部地域では、建築条例や景観計画によって、外壁の色やデザインに制限が課されるケースがあります。この記事では、宇都宮市の景観に関する制度や、外壁塗装時に注意すべきカラープランのルールについて解説いたします。
目次
宇都宮市の景観に関する条例・制度とは?
まず知っておきたいのは、景観法と宇都宮市の景観計画です。
宇都宮市では、景観形成を目的に「景観計画区域」を定めています。この区域内では、建物の外観(色彩・形状・素材など)に一定の基準が設けられており、新築やリフォーム時にはその基準に沿った計画が求められます。
主な対象エリア
- 宇都宮市中心市街地(宇都宮駅東口地区・大通り地区)
- 宇都宮城址公園周辺
- 歴史的景観地区(白沢地区・大谷地区) など
また、敷地面積や建物の規模によっては「景観重要建造物」や「景観形成重点地区」に該当し、届出や事前協議が必要となるケースもあります。▶詳しくはこちらをご覧ください◀
外壁塗装におけるカラー制限の実例
景観計画区域内では、周囲の景観と調和する色合いが推奨されており、特に以下のような配色が制限される傾向にあります。
避けたほうがよい色の例
・鮮やかな原色(真っ赤、濃い青、ネオンカラーなど)
・金属光沢のある塗料(メタリック仕上げ)
・黒一色などの極端に濃い色
逆に、以下のような色は比較的許容されやすいです。
推奨される色合い
・アースカラー(ベージュ、オフホワイト、グレー、ブラウン系)
・自然素材に近い色合い
・周辺の建物と同系統の落ち着いた色
実際に、赤系の外壁を希望した施主が、自治体から「再検討」を求められた事例もあるそうです。外壁の色は、個人の趣味だけでなく、地域全体の美観としても判断されるのです。
カラー選びで確認すべき3つのポイント
・景観計画区域かどうかを調べる
宇都宮市役所の都市計画課に問い合わせるか、公式サイトで「景観計画区域マップ」を確認しましょう。
・必要があれば事前協議・届出を行う
一部区域では、塗装工事でも事前の書類提出が必要なことがあります。
・カラーシミュレーションを活用する
自宅の外観に合わせたカラーシミュレーションで、景観と調和しながら自分らしさを演出することが可能です。
まとめ
色選びは自由と制限のバランスが大事です。
外壁塗装のカラー選びでは、景観に配慮した選択が求められる場合があります。知らずに塗装してしまうと、指導や再施工のリスクが生じる可能性も。
安心して外壁リフォームを進めるためには、地域の条例に精通した業者と連携しながら、事前確認と計画的な色選びを行うことが重要です。
宇都宮市で外壁塗装をご検討中の方は、ぜひ地域に根ざした専門業者にご相談ください。
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ブログ執筆者
株式会社とちのき塗装テック 営業アシスタント
荻原 麻由美
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