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屋根材、種類と修理方法について
2025年03月12日(水)
宇都宮市、鶴田町、鹿沼市、壬生町、上三川町、ゆいの杜、さくら市、高根沢町、日光市にお住いの皆様、こんにちは。
2022年春に宇都宮市 鶴田町にOPENしました、創業97年のKPCグループの㈱とちのき塗装テックのプロタイムズ宇都宮店・鶴田店)森島です。
目次
屋根材の種類と修理方法をわかりやすく解説
「最近、屋根の傷みが気になる…」
「雨漏りし始めたけど、どう対処すればいいの?」
そんなお悩みをお持ちの方に向けて、代表的な屋根材の種類と、その修理方法をわかりやすく解説します。
屋根のメンテナンスは “早めの対処”がもっとも重要です。
症状が軽いうちに適切な修理を行うことで、費用もリスクも大幅に抑えることができます。
スレート屋根(コロニアル・カラーベスト)

■ 特徴
日本の住宅で最も普及している屋根材。
軽量でコストも比較的安く、デザイン性も高い一方で、割れやすさ・コケの発生・色あせが起きやすいという弱点があります。
■ よくあるトラブル & 修理方法
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ひび割れ・欠け → 部分補修(コーキング or タスマジック)
小さなひびはコーキングで補修。
大きなひび、完全に割れている場合は「タスマジック工法」で対応可能。

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色あせ・コケ → 塗装メンテナンス
防水性が低下すると劣化が加速するので 10〜15年ごとの塗装がおすすめ。
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全体劣化 → カバー工法 or 葺き替え
既存屋根の上に新しい金属屋根を重ねる「カバー工法」が人気。
下地まで傷んでいる場合は「葺き替え」が必要。
スレート屋根の寿命
スレート屋根の耐久年数は、
2006年を境に大きく変わると言われています。
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2006年以降に建てられた住宅のスレート屋根:寿命 10〜30年
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2006年より前のスレート屋根:寿命 40〜50年
「どうしてこんなに差があるの?」と思われるかもしれません。

その理由は アスベスト(石綿)の有無 にあります。
2006年より前のスレート屋根には、強度を高めるために「アスベスト」が使用されていました。
このアスベストが入っているスレートは、強度が高く割れにくい、寿命が長いという特徴があります。
しかし、健康への影響が問題となり、2006年に建材への使用が全面禁止されました。
瓦屋根(和瓦・洋瓦)

▶ 特徴
瓦は耐久性が高く、50年以上もつことも。
ただし、地震や台風でズレたり割れたりすることがあるので、定期的な点検が必要。
■ 特徴
耐久性が非常に高く、50年以上もつと言われる屋根材。
ただし、地震・台風の影響でズレや割れが起こるため定期点検は必須。
■ よくあるトラブル & 修理方法
-
瓦のズレ・落下 → 並び直し & 固定
瓦を並べ直し、漆喰やコーキングでしっかり固定。 -
瓦の割れ → 差し替え修理
割れている部分だけ交換すればOK。 -
漆喰の剥がれ → 漆喰補修
漆喰が剥がれると内部の土が流れ、瓦が不安定に。
放置すると雨漏りの原因になるため早めの補修が必要。

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大規模劣化 → 葺き替え or 軽量瓦への変更
重さが気になる場合は軽量瓦に変えることで耐震性向上にもつながります。
金属屋根(ガルバリウム鋼板・トタン)

■ 特徴
ガルバリウム鋼板は、軽い・サビに強い・寿命が長いという理由から近年主流となっている屋根材。
一方、昔のトタンはサビやすく、断熱性も低いためこまめなメンテナンスが必要です。
■ よくあるトラブル & 修理方法
-
サビ → サビ落とし & 塗装 or 張り替え
軽度ならサビを削って再塗装。
重度の場合は張り替えが必要。 -
屋根材の浮き・めくれ → ビス増し打ち & 部分補修
強風で屋根が浮いた場合はビスを追加して固定。 -
雨音がうるさい → 遮音シート追加
屋根裏に遮音材を施工すると室内の音問題を改善。 -
全体劣化 → カバー工法 or 葺き替え
カバー工法は費用対効果が高く人気。
アスファルトシングル屋根

■ 特徴
北米で多く使われる、柔らかく軽量な屋根材。
デザイン性が高く防音性にも優れていますが、強風で剥がれやすいという弱点があります。
■ よくあるトラブル & 修理方法
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屋根材の剥がれ → 貼り直し or 接着剤固定
剥がれた部分を新しいシングル材で補修。 -
色あせ・防水低下 → 再塗装 or 保護剤塗布
10年ごとにメンテナンスすると長持ちします。
- 全体劣化 → カバー工法 or 葺き替え
上から金属屋根をかぶせるカバー工法が一般的。
スレート・シングルに共通の劣化:板金トラブル
■ よくあるトラブル & 修理方法
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釘浮き → 打ち直し & 穴埋め
釘穴から雨水が入ると雨漏りの原因に。 -
貫板(ぬきいた)の腐食 → 交換
板金内部の木材が腐ると、強風で板金が飛ばされる危険あり。
早めの交換がおすすめ。

費用の相場(塗装、カバー、葺き替え)
■ 35坪の場合の屋根工事 費用比較表
| 工事内容 | 施工内容 | 費用目安 | 概要 |
|---|---|---|---|
| 屋根塗装 | 既存屋根を高圧洗浄→下塗り→中塗り→上塗りの3回塗り | 40万円 + 足場代 | コスト最安。屋根材の状態が良い場合におすすめ。 |
| 屋根カバー工法 | 既存屋根の上に新しい金属屋根を重ね張り | 120万円 + 足場代 | 既存屋根を撤去しないため、葺き替えよりも安く施工が可能。耐久30年~。 |
| 屋根貼替(葺き替え) | 既存屋根を撤去し、新しい屋根材に全面交換 | 160万円 + 足場代 | 最も高耐久。防水シートも新しくなるので安心度◎。 |
■ 足場代の目安
一般的な35坪の住宅の場合、
足場代は15〜25万円前後 が平均相場です。
まとめ 屋根の修理は “早め” が一番の節約!
屋根トラブルは放置すると雨漏り → 下地腐食 → 大規模工事…と、
どんどん修理費用が高くなるのが特徴です。
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スレート屋根 → ひび割れ・塗装の確認
-
瓦屋根 → ズレ・漆喰の劣化をチェック
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金属屋根 → サビ・浮きをこまめに点検
-
アスファルトシングル → 剥がれに注意
「うちの屋根、大丈夫かな?」と思ったら、まずは点検を。
早めのメンテナンスが、家を長持ちさせる一番の近道です!
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ブログ執筆者

株式会社とちのき塗装テック 営業
森島 正治
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