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冬場の屋外塗装を安全に行うための足場の設置と点検のポイント

2025年01月17日(金)

宇都宮市、鶴田町、鹿沼市、壬生町、上三川町、ゆいの杜、さくら市、高根沢町、日光市にお住いの皆様、こんにちは。

2022年春に宇都宮市鶴田町にOPENしました、創業97年のKPCグループの㈱とちのき塗装テックのプロタイムズ宇都宮鶴田店)海老原です。

冬の時期、外壁塗装などの屋外塗装作業は一見避けるべきだと思われがちですが、実はしっかりとルールを守って塗装すれば、冬でも塗装は十分に可能です。

冬の屋外塗装を安全に行うためには、特に足場の設置とその点検も重要な役割を果たします。今回は、冬の屋外塗装を行う際に注意すべき足場の設置と点検のポイントについて詳しくご紹介します。

1 1. 冬の塗装作業における足場の重要性
2 2. 足場設置のポイント
3 3. 足場点検のポイント
4 4. 足場点検後の安全確認
5 5. まとめ

1. 冬の塗装作業における足場の重要性

屋外塗装作業は足場を使って行うため、足場がしっかりと安全に設置されていることが基本です。

特に冬の時期は、寒さや凍結によって作業環境が厳しくなります。雪や氷で滑りやすくなるため、足場の安定性がさらに求められます。また、寒さが厳しい時期には作業時間が限られるため、効率よく安全に作業を進めるためにも、足場は不可欠な存在です。

足場の設置が不十分だったり、点検を怠ったりすると、作業中の事故が発生するリスクが高まります。そうした危険を避けるためにも、足場の設置と点検は慎重に行わなければなりません。

2. 足場設置のポイント

2.1 足場の材料選定と耐久性の確認

冬の塗装作業において、足場を設置する際に最も注意すべき点の一つは、使用する足場の材料です。

冬の厳しい気象条件を考慮し、足場材は凍結や風による影響を受けにくいものを選ぶことが重要です。鉄製の足場は一般的に使用されますが、寒さで凍結して滑りやすくなることがあるため、慎重に選定する必要があります。

また、足場を設置する前には、地面の状態を確認することも大切です。雪が積もっている場所や凍結している地面に足場を設置すると、足場自体が不安定になる恐れがあるため、設置場所に工夫を加える必要があります。地面が滑りやすい場合は、足場の支柱の下に滑り止めを設置するなどの対策を取りましょう。

2.2 足場の設置場所と高さ

足場を設置する場所は、作業の効率を高めるためにも、塗装作業を行う壁面や屋根にアクセスしやすい場所を選ぶことが重要です。しかし、冬の時期は風が強くなりやすいため、足場の高さにも注意が必要です。風が強い日には、台風養生をすることで、風による影響を受けにくくなります。

2.3 足場の組み立てと安全性の確認

足場を設置する際は、組み立て時の安全性を徹底的に確認することが大切です。

組み立てが不十分な状態で作業を開始してしまうことは絶対に避けなければなりません。設置後には、足場全体の安定性、足場の各部分の固定状態を確認し、しっかりと点検を行うことが求められます。

3. 足場点検のポイント

3.1 冬場の凍結チェック

冬の屋外塗装作業では、特に足場の点検が重要です。凍結した地面や足場の部材が滑りやすくなっている可能性があるため、定期的に足場全体をチェックしましょう。特に足場の梯子部分や手すりが凍結していると、作業者が登りにくくなるだけでなく、転倒のリスクも高まります。こうした危険を避けるために、凍結を防ぐための対策を施すことが必要です。

3.2 足場の接続部分の確認

足場の接続部分は、塗装作業中に最も負荷がかかる部分です。冬の寒さで金属部材が膨張したり縮んだりすることがあるため、接続部分が緩んでいないか確認することが大切です。緩みが発生している場合はすぐに調整や修理を行い、足場がしっかりと固定されているかを再確認しましょう。

3.3 定期的な点検と再確認

冬は天候が不安定で、突然の雪や風に見舞われることもあります。作業を中断してから再開する際や、天候が急変した場合には、足場が安全であるかどうかを必ず点検し、再確認を行いましょう。また、作業者自身も足場の状態に注意を払い、危険な箇所があればすぐに報告し、対応を求めることが大切です。