1. 冬でも外壁塗装ができる理由
まず、外壁塗装が冬にできる理由についてお話します!
塗装作業において最も重要なのは「塗料の乾燥時間」です。
多くの塗料は、適切な温度で乾燥を始め、一定の時間が経過すると硬化していきます。実は、冬でも温度が適切に保たれていれば、塗料は問題なく乾燥します。
塗料の乾燥には、主に2つの条件が関わってきます。
1.1 温度
塗料の乾燥には温度が大きく関係しています。
一般的に、外壁塗装に適した気温は5℃以上、35℃未満と言われています。冬の寒い日でも、昼間の気温が5℃を超えていれば、外壁塗装は可能です。逆に、気温が5℃未満だと塗料が乾かず、塗装がうまくいかないことがあります。このため、寒波が襲うような極端に寒い日は避ける必要がありますが、冬でも気温が適切であれば問題なく作業ができます。
1.2 湿度
湿度も塗装作業に影響を与える要素のひとつです。湿度が高いと塗料が乾きにくくなるため、塗装の仕上がりに影響が出ることがあります。しかし、冬の乾燥した空気は塗料の乾燥を促進するため、湿度が高すぎない限り、むしろ作業がしやすい環境と言えます。
2. 冬の外壁塗装のメリット
冬に外壁塗装を行うことには、いくつかのメリットもあります。
2.1 施工業者の空き状況
外壁塗装を依頼する場合、春や秋は最も需要が高く、予約が取りづらい傾向にあります。
特に温暖な季節は多くの家庭が外壁のメンテナンスを考えるため、施工業者が忙しくなります。
その点、冬は需要が少ないため、施工業者が比較的空いており、スムーズに作業を進めてもらえることが多いです。また、職人も同様に温暖な季節に比べてスケジュールに余裕があるため、より技術の高い職人に依頼をすることが出来ます。
2.2 塗料の性能を最大限に活かせる
寒い時期の乾燥した空気は、塗料の乾燥を早めるため、塗料の密着性や仕上がりが良くなることがあります。湿気が少ない環境では、塗料が適切に乾き、仕上がりが滑らかで美しくなりやすいのです。
2.3 家の中の温度管理
冬の時期は、外気温が低いために家の中の温度が高く保たれていることが多いです。これにより、塗料の乾燥や硬化がスムーズに進みやすく、仕上がりが安定することがあります。
3. 冬に外壁塗装を行う際の注意点
冬に外壁塗装を行う際には、いくつかの注意点もあります。
これらをしっかり守ることで、より高品質な仕上がりが期待できます。
3.1 適切な気温と時間帯を選ぶ
冬に塗装を行う場合、昼間の気温が5℃以上になる日を選ぶことが重要です。特に朝晩の冷え込みが厳しくなるため、作業は昼間に行うようにしましょう。昼間の気温が上がり、塗料が乾きやすい時間帯を選ぶことで、作業効率がアップします。
3.2 風に注意
冬は風が強くなることもあります。風が強いと塗料が乾く前に舞い上がってしまったり、塗装が不均一になったりする恐れがあります。風が強い日には作業を避け、風の影響を受けにくい日を選ぶようにしましょう。
3.3 日照時間を考慮する
冬は日照時間が短くなるため、塗装作業を始める時間を早めることが大切です。日が暮れて気温が急激に下がる前に作業を終わらせるように計画を立てましょう。
5. まとめ
冬でも外壁塗装は十分に可能です。温度や湿度、風の影響に注意しながら作業を進めることが大切ですが、適切な条件であれば問題なく仕上げることができます。
実際、冬は施工業者の空きが多く、気温が適切であれば塗料の乾燥も早く進むため、意外にも冬の塗装にはメリットがあります。
こちらは実際に冬に施工させていただいたおうちです。
施工中、施工後ともに問題なく綺麗に仕上がりました!
このように冬の施工もいくつかの注意点さえしっかりと守れば高品質な施工が可能です。湿度や気温についてはお住いの地域によって異なるため、施工を検討する際はお近くの施工業者に相談することをおすすめいたします!
創業97年のKPCグループ(郡山塗装グループ)のプロタイムズ宇都宮 鶴田店は、栃木県内全域で地域密着の外壁工事、塗装工事、各所補修、屋上防水、内装リフォームまで、お家のことでしたら何でもお問い合わせ下さい。