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ハウスメーカー10年点検!~グランディホーム~
2024年10月31日(木)
宇都宮市、鶴田町、鹿沼市、壬生町、下野市、上三川町、日光市にお住いの皆様、こんにちは。
2022年春に宇都宮市 鶴田町にOPENしました、創業96年のKPCグループの㈱とちのき塗装テックのプロタイムズ宇都宮 鶴田店)の有賀です。
宇都宮市にあるグランディホームの住宅にお住まいの皆様へ、今回は外壁の劣化症状とそのメンテナンス費用について詳しくご紹介します。10年という年月が経つと、どのような住宅でも外壁には少なからず劣化が生じ、定期的なメンテナンスが必要です。グランディホームの10年点検で特に指摘されやすい劣化症状やそれに伴う補修費用の目安について詳しく解説していきます。
目次
1. 外壁の劣化症状とその原因
1-1. チョーキング現象
チョーキング現象は、外壁表面を指で触ると白い粉がつく現象です。主に紫外線や風雨により塗料の樹脂成分が分解され、顔料が表面に現れることが原因です。これは外壁塗装の劣化を示す初期サインであり、放置すると防水機能が失われ、雨水が壁材内部に浸透する可能性が高まります。
- 補修費用の目安: 外壁塗装が劣化している段階での補修は、早めの再塗装がおすすめです。再塗装の費用は外壁の面積や塗料の種類により異なりますが、概ね80万円〜150万円が目安となります。
1-2. ひび割れ(クラック)
ひび割れは外壁の劣化が進行するに従い、特にモルタル壁で見られやすい症状です。髪の毛程度の細いひび割れ(ヘアクラック)であれば、すぐに構造に問題が出るわけではありませんが、雨水が侵入するリスクがあるため注意が必要です。一方、1mm以上の幅の大きなひび割れは構造的な影響を及ぼす可能性があるため、早急な修繕が必要です。
- 補修費用の目安: ヘアクラックの場合、部分的な補修と塗装で対応可能で、5万円〜10万円程度。幅が広いひび割れにはコーキング剤での埋め直しや、再塗装を含めた補修が必要で、10万円〜30万円が目安となります。
1-3. カビや藻の発生
外壁にカビや藻が発生するのもよく見られる劣化症状です。特に日当たりが悪く、湿気が溜まりやすい部分に発生しやすい傾向があります。この症状は見た目の問題だけでなく、湿気により外壁材がさらに劣化する原因となるため、放置は禁物です。
- 補修費用の目安: 高圧洗浄などで取り除く作業が必要で、5万円〜15万円が一般的な費用範囲です。再発防止のために防カビ剤を塗布する場合は、さらに費用が加算される場合があります。
2. 外壁材ごとの劣化特徴とメンテナンス
2-1. モルタル壁
モルタル壁は、経年劣化によりひび割れが発生しやすい外壁材です。特に宇都宮市のような寒暖差の激しい地域では、凍結と解凍の繰り返しがモルタルにストレスを与え、ひび割れが進行しやすくなります。また、湿気の多い梅雨時期にはカビや藻の発生も多く見られるため、定期的な点検と補修が推奨されます。
- メンテナンス費用: ひび割れやチョーキング現象が進行する前に、再塗装や部分的な補修を行うと良いでしょう。費用はモルタルの塗装で80万円〜120万円程度が目安です。
2-2. サイディングボード
サイディングボードは耐久性が高く人気の外壁材ですが、10年ほど経過するとボード同士の目地部分にあるシーリング(コーキング)が劣化し、隙間が生じやすくなります。この目地の劣化を放置すると雨水が内部に浸透し、外壁全体の劣化が進む可能性があります。
- メンテナンス費用: シーリングの打ち替えが必要で、10万円〜20万円程度が目安です。再塗装が必要な場合は80万円〜130万円が一般的な費用です。
2-3. タイル外壁
タイル外壁は耐久性が高くメンテナンスの手間が少ない外壁材として知られていますが、10年を過ぎるとタイルの剥がれや目地部分の劣化が見られる場合があります。タイルが剥がれると落下の危険もあるため、早めの補修が求められます。
- メンテナンス費用: 剥がれたタイルの補修や目地の再施工に5万円〜20万円、全面的な補修では30万円以上かかることがあります。
3. 外壁メンテナンスのタイミングと重要性
外壁メンテナンスは、劣化が進む前に早めの対応を行うことで、トータルコストを抑えることができます。以下のようなタイミングで点検やメンテナンスを実施することが推奨されます。
- 10年点検時に指摘された場合: グランディホームの10年点検で何らかの劣化が指摘された場合、早めに対応することで被害の拡大を防ぎ、修繕費用も抑えることができます。
- 季節ごとの気候変化を考慮した点検: 宇都宮市は四季がはっきりしているため、梅雨前や冬の凍結が予想される前の点検がおすすめです。
- 経年劣化を見越した定期点検: 初回の10年目を皮切りに、その後も5年おきに定期的な点検を行うことで、予防的なメンテナンスが可能になります。
4. 外壁メンテナンス費用を抑えるポイント
4-1. 信頼できる業者の選定
宇都宮市には多くのリフォーム業者がありますが、実績が豊富で信頼性のある業者に依頼することが、メンテナンス費用を無駄にしないポイントです。外壁の劣化症状や補修の進め方について詳しく説明してくれる業者を選ぶと安心です。
4-2. 補修と同時に他の部分も点検・補修
例えば、屋根の劣化や雨樋のつまりも一緒に点検してもらうことで、一度の工事で複数箇所を効率よくメンテナンスできます。足場の設置費用が一度で済むため、結果的にコスト削減につながります。
4-3. 適切なタイミングでの塗り替え
劣化症状が初期段階のうちに再塗装を行うと、外壁材の大幅な損傷を防ぎ、長期的なメンテナンス費用を抑えることができます。外壁塗料の種類によっては10年以上の耐久性があるため、耐久性の高い塗料を選択するのも有効です。
5. 外壁リフォームにかかる平均的な費用まとめ
一般的な外壁メンテナンスの費用は以下のようにまとめられます。
- チョーキング現象や軽微な劣化: 5万円〜15万円
- 再塗装: 80万円〜150万円
- シーリング打ち替え: 10万円〜20万円
- 大規模なひび割れ補修: 10万円〜30万円
- タイル剥がれ補修: 5万円〜20万円
まとめ
外壁は住宅の「顔」であり、外観を美しく保つと同時に、風雨や紫外線から建物を守る重要な役割を担っています。定期的なメンテナンスを行うことで、長期的に見て住宅の価値を保ち、修繕費用の大幅な抑制が可能になります。特に、10年を迎える際には、グランディホームの点検結果を踏まえ、必要な補修を検討することが大切です。宇都宮市の皆様も、気になる症状があればお気軽にご相談ください。住宅の外装リフォームを通じて、皆様の快適な住まいを守るお手伝いをさせていただきます。
創業96年のKPCグループ(郡山塗装グループ)のプロタイムズ宇都宮 鶴田店は、栃木県内全域で地域密着の外壁工事、塗装工事、各所補修、屋上防水、内装リフォームまで、お家のことでしたら何でもお問い合わせ下さい。
お客様とのご縁を大切に喜びと安心、そして感動をご提供できるような工事を行ってまいります。
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ブログ執筆者
株式会社とちのき塗装テック 副店長
有賀 大尊
2級建築施工管理技士/2級土木施工管理技士(補)/外装劣化診断士/カラーコーディネーター
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