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雨樋の役割、メンテナンスの必要性について

宇都宮市、鶴田町、鹿沼市、壬生町、下野市、上三川町、日光市にお住いの皆様、こんにちは。

 

2022年春に宇都宮市 鶴田町にOPENしました、創業96年のKPCグループの㈱とちのき塗装テックのプロタイムズ宇都宮 鶴田店)の大掛です。

 

梅雨が終わり、雨の時期が終わったと思いきや・・・

今年の秋は雨が非常に多いですよね@_@

今回の内容はこの雨が降った時に重要な役割を担う「雨樋」についてご説明させていただきます。

 

1.雨樋の役割

①雨漏りのリスク抑制

雨樋には防水の役割があり、簡単に説明すると屋根からの雨水が集まって軒樋(横樋)に入り、そこから縦樋を伝って雨水が地面に排水されます。

もしこの雨樋がないと屋根から伝ってくる雨水が外壁や付帯部などお家に直接あたってしまい、劣化の進行を大きく進めてしまいます。

外壁にひび割れや欠損があった場合は、雨樋がないと雨水が壁を伝ってひび割れ内部に侵入しやすくなり、結果として雨漏れや腐食などの症状に繋がりやすくなります。

 

②雨の騒音

雨が降った際には音が発生しますが、もし雨樋がないと板金屋根やポリカーボネート(カーポート、ガレージ)等の屋根に直接あたるため、非常に音が気になります。

しかし、それだけでなく雨の日はご近隣様にも音が聞こえています。それが蓄積されてこの騒音が自分自身だけではなくご近所様にも迷惑をかけてトラブルに発展するケースもございます。

 

2.雨樋の寿命

雨樋の寿命は一般的に20年程度と言われております(素材により異なります)
しかし、雨樋は様々な要因によって劣化が進んでしまうため、年数だけでなく、具体的な症状を把握しておくことが大切です。

雨樋は、適切に機能していなければ雨水が外壁や基礎に流れ込み、建物の劣化や雨漏りにつながる可能性があります。

雨樋の劣化は、主に経年劣化、雨樋の詰まり、自然災害の大きく3つが原因として考えられます。

経年劣化は、太陽の紫外線や雨風による影響でひび割れや欠損、歪みなどが発生します。他にも雨樋を固定する金具が外れたり、錆びたりすることで、最悪の場合雨樋が落下して2次災害に発展する恐れがあります。

雨樋の詰まりは、ゴミや土、落ち葉などが溜まることで本来の機能が発揮できず、これにより排水機能が低下してしまい雨溢れしてしまう原因となります。詰まりも寿命を縮める原因としてあげられますので注意が必要です。

自然災害は台風や大雪は雨樋に大きなダメージを与えてしまう可能性があります。自然災害があった時は、必ず雨樋の状態を確認して交換が必要と判断された場合は早急に交換しましょう。

 

3.雨樋の素材

実は雨樋は統一された素材ではなく様々な素材が使用されております。

耐久性や金額面など各々一長一短がございますので特徴を簡単に説明いたします。

 

①塩化ビニール製

雨樋の素材で一番主流でもある塩化ビニール製は価格も安く、色やデザインも豊富です。

塩化ビニール製は加工しやすく、形状もさまざまなものがあるので、基本的にはどのお家でも合わせやすいのが特徴です。

しかし、紫外線には弱いため耐用年数はあまり長くありません。そのため定期的な塗装等のメンテナンス、もしくは交換が必要になります。

 

②ガルバリウム鋼板製

ガルバリウム鋼板は耐久性が非常に高く、最近では屋根材や屋根カバーとしてよく見受けられ人気があります。雨樋も実hガルバリウム鋼板製がありますが、やはりその反面価格は高いのがデメリットです。

耐用年数を重視している方にはお勧めできる素材の一つと言えます。

 

③アルミ製

アルミは錆びづらく強度も高いのが特徴です。耐用年数も非常高いのでとても優秀な素材です。

しかし、価格面では非常に高額なため基本的には通常のお家ではあまり使われることはございません。

 

④銅製

銅の雨樋は和風のお家、もしくはお寺などに使用されることの多いです。

銅の最大の特徴は重厚感があり、年月が経つと青緑色のような風合いのあるお色になりとても高級感がでます。そして錆にも強く耐用年数も長いためとても良い素材ですが独特の色味からお家によってはデザインが合わないこともございます。

 

⑤スチール製

スチール製の雨樋も錆が発生しにいのが特徴です。塩化ビニール製よりは高額になりますが、耐用年数も長いのでトータルのランニングコストで考えればお勧めできる素材の一つです。

 

⑥トタン(鉄製)

トタンは錆に弱く、塗装がはがれると錆が発生と共に劣化が一気に進行してしまいます。低価格ではありますが耐用年数が短いためあまりお勧めはできません。

リフォームの際にトタン製で劣化が激しい場合は交換も視野に入れて選ぶことをお勧めいたします。

 

4.まとめ

これまでご説明した通り、雨樋は様々な要因によって劣化が進んでしまいます。

素材毎に特徴は変わりますが、それぞれのメリット、デメリットをよく考えて雨樋を選んでいきましょう。

今現在、雨樋の劣化症状がある場合、まずはリフォーム専門業者に相談してみましょう。

弊社でも雨樋の交換、塗装などのメンテナンスも承っておりますので、お気軽にお問合せくださいませ。

 

 

創業96年のKPCグループ(郡山塗装グループ)のプロタイムズ宇都宮 鶴田店は、栃木県内全域で地域密着の外壁工事、塗装工事、各所補修、屋上防水、内装リフォームまで、お家のことでしたら何でもお問い合わせ下さい。

 

お客様とのご縁を大切に喜びと安心、そして感動をご提供できるような工事を行ってまいります。

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ブログ執筆者

大掛 祐紀の写真

株式会社とちのき塗装テック 営業/施工管理

大掛 祐紀

2級建築施工管理技士(補)/外装劣化診断士/カラーコーディネーター/有機溶剤作業主任者

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