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どういう状態の屋根が雨漏れしやすいの?
2024年07月29日(月)
宇都宮市、鶴田町、鹿沼市、壬生町、下野市、上三川町、日光市にお住いの皆様、こんにちは。
2022年春に宇都宮市 鶴田町にOPENしました、創業96年のKPCグループの㈱とちのき塗装テックのプロタイムズ宇都宮 鶴田店)の大掛です。
最近のお家の屋根はデザイン性の高い屋根など様々な形状の屋根が増えてきております。
屋根は種類が様々で、お家の印象を大きく変えます。
そこで今回はこの屋根の種類や特徴、また雨漏れの危険性、メンテナンスについて詳しく説明いたします!
屋根の種類・特徴
切妻屋根
切妻屋根とは、屋根の頂上部が一直線になっており、下方へ2面の屋根面が延びている屋根のことです。
シンプルな形状で水はけも良く、雨漏りにとても強い屋根の種類です。
また、シンプルな構造なためメンテナンスのし易さなど含めて費用も抑えることができます。
日本でも切妻屋根は多く採用され、普段良く見る形状のひとつです。シンプルかつ雨漏りに強く、コストパフォーマンスの良い屋根の形状です。
切妻屋根は接合面が棟のみにしかないため、雨漏りにとても強いつくりです。
寄棟屋根
寄棟屋根は、屋根の頂上部が線状になっており、下方へ4面の屋根面が延びている屋根です。切妻屋根に2面の屋根をプラスしたもので屋根頂上が直線です。
切妻屋根と同様シンプルなつくりであり、四方全てに軒が出ているため、外壁と屋根の境目を外的要因から守ります。
もちろんシンプルな構造なので水はけも良いのが特徴です。
しかし、接合部分が多いので劣化が進むと雨漏りの不安要素が増えてきます。代表的なもので言うと屋根が3面重なる部分は特に劣化しやすいので、症状が出る前に定期的な点検をお勧めいたします。
メンテナンス費用では、切妻屋根に比べると面積が増えるため少し高くなってしまいます。
片流れ屋根
片流れ屋根は、1面の屋根面が一方向に傾斜がついている屋根です。オシャレな見た目から近年人気の高まっている屋根形状のひとつです。
シンプルで水はけも良いので、雨漏りにも強い屋根形状の一つです。
しかし、弱点としては構造上台風やゲリラ豪雨などによる横からの雨水に弱いので注意が必要です。
メンテナンス費用も比較的安く済みますが、劣化が進んでいると屋根形状自体の水はけがよくても横殴りの雨などで雨漏れに繋がる恐れがあり、メンテナンス費用も上がってしまうため注意が必要です。
方形屋根
方形屋根とは、屋根の頂上部が1つの点になっており、下方へ4面の屋根面が延びている屋根です。
雨水を4面に均等に分散できるため、雨漏りにも比較的強い屋根の形状と言えるでしょう。
しかし、接合面が多いため切妻屋根に比べて雨漏りのリスクは高まります。
屋根頂点部は劣化が進んでしまうと危険なため定期的に点検依頼することをお勧めいたします。
陸屋根
陸屋根は、ほぼ平らな形状の屋根で屋上のようなイメージの形状です。
見た目はオシャレで人気も高い形状ではございますが、その反面屋根に傾斜がほとんどないので他の形状と比較すると水はけが悪く定期的なメンテナンスを怠ると雨漏れの危険性が高まります。
水はけが悪いと雨水が長い時間屋根に溜まり、建材を劣化させてしまいます。雨漏りには弱い屋根なので防水対策をしっかりと行うことが重要です。
そして、構造上軒もでないので外壁が常に雨にさらされるため、屋根だけでなく外壁も定期的にメンテナンスをする必要がございますのでこちらも定期的な点検を依頼することをお勧めいたします。
定期的なメンテナンスを行えば雨漏りの心配もございませんでの、築年数が経過しているお家は一度点検依頼を行いましょう。
入母屋屋根
入母屋屋根は、寄棟屋根の上に切妻屋根が乗っているような形状の屋根です。こちらは三角屋根の一種で、上部と下部の二層構造から成り立っております。
上部は切妻づくり、下部は寄棟づくりの形状で、日本を始めとした東アジア諸国の伝統的な屋根として有名です。
切妻づくりと寄棟づくりり双方の長所を兼ね備えており、瓦葺きの屋根で見かけることが多く、日本家屋らしい見た目が特徴です。
入母屋屋根の大きな特徴として、風に強く湿気が溜まりがちな屋根裏の通気性が高いです。
その反面、形状が複雑で接合面が多くあることで劣化による雨漏りが発生しやすい屋根の形状です。
入母屋屋根は形状が非常に複雑なため、雨漏れなどが発生した場合には、雨漏れの原因となっている箇所を特定するのが困難で時間がかかってしまう場合がございます。
メンテナンス費用として費用は割高になるので、費用が大きくならないよう定期的なメンテナンスが必要な屋根形状です。
招き屋根
招き屋根は、切妻屋根の片面のみが長く、もう片面は短い形状の屋根です。
オシャレな見た目に合わせて、構造上屋根裏に広いスペースを確保できるが大きな特徴です。
屋根の高さが段違いになっているので、強風や突風にも強い屋根の形状ですが、その反面1階部分の屋根と外壁の接合面から雨漏りが発生することがあり、接合部に関しては定期的にシーリングなので防水性を高めるメンテナンスを行わないと雨漏のリスクを高めてしまいます。
定期的な点検、メンテナンスを怠ると雨漏れに繋がる恐れがあるため注意が必要です。
まとめ
これまで紹介したように、屋根の形状は様々な種類がございますが、形状によりメリット、そしてデメリットが存在します。
どのような形状であれ、新築時は施行不良がない限り雨漏りが発生することはありません。これは当たり前のことではありますが、しっかりと雨漏り対策がされているからです。
共通して言えることはどの形状の屋根でもメンテナンスを怠ってしまうと雨漏りの発生に繋がります。逆に言えば適切なメンテナンスを行っていれば雨漏れは発生しません。
せっかく購入されたお家だからこそ、長く持たせるために意識を「まだ大丈夫だろう」という考えではなく、「そろそろまずいかな」という危機感をお持ちいただくことが大切です。
定期的な点検依頼を行うことで、雨漏れの早期発見など最小限に防げるので、ご心配な方は一度点検依頼をしてみましょう!
弊社も無料で診断を承っております。屋根形状ごとのメリット・デメリットからメンテナンスが必要な場合は分かりやすくご説明、ご提案をさせていただきます。
まずはお気軽にお問合せくださいませ、
創業96年のKPCグループ(郡山塗装グループ)のプロタイムズ宇都宮 鶴田店は、栃木県内全域で地域密着の外壁工事、塗装工事、各所補修、屋上防水、内装リフォームまで、お家のことでしたら何でもお問い合わせ下さい。
お客様とのご縁を大切に喜びと安心、そして感動をご提供できるような工事を行ってまいります。
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ブログ執筆者
株式会社とちのき塗装テック 営業/施工管理
大掛 祐紀
2級建築施工管理技士(補)/外装劣化診断士/カラーコーディネーター/有機溶剤作業主任者
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