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【宇都宮市】雨漏りが心配な方必見!!原因・修理方法・費用を徹底解説
2025年10月02日(木)
宇都宮市、鶴田町、鹿沼市、壬生町、上三川町、ゆいの杜、さくら市、高根沢町、日光市にお住いの皆様、こんにちは。
2022年春に宇都宮市 鶴田町にOPENしました、創業97年のKPCグループの㈱とちのき塗装テックのプロタイムズ宇都宮店・鶴田店)桑島です。

本日は、屋根の雨漏りについてお話していきます!
雨漏りは急に発生するので、緊急の場合が多いかと思います。
雨漏りがする原因は様々ですが、屋根が原因の場合や外壁、窓周りからの浸水が原因など多岐にわたります。
本日は屋根からの雨漏りに絞って原因や事例などをお話していきます。
目次
宇都宮市で雨漏りが多い理由とは?
宇都宮市は冬場の乾燥と夏場の夕立、さらに台風シーズンの強風・豪雨と、一年を通して住宅にダメージを与えやすい気候です。
特に「屋根や外壁の経年劣化」や「施工不良」が重なると、雨漏りが発生しやすくなります。
雨漏りが多い箇所・原因まとめ
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屋根材や防水シートの劣化
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外壁やサッシまわりのひび割れ
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施工時の不具合(縁切り不足など)
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台風や強風による瓦のズレ
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雨樋の詰まり・破損
などが宇都宮市の住宅での主要な雨漏りの箇所・原因です。
特に屋根では雨漏りの原因は大きく2つ
屋根材が劣化していると雨漏りにつながるリスクが非常に高くなってしまいます。
屋根はメンテナンスをしないと劣化が進行し雨水が染み込みやすくなります。
屋根は以下のような構造になっているのですが、屋根瓦の下には防水シート、野地板があり、すぐには雨漏りしないような形状になっております。

しかし、雨水が染み込むと防水シートや野地板も腐食してしまい、雨漏りが天井に発生した時には手遅れなんて場合もあります。
ですが、実際にどのタイミングでメンテナンスをしたほうが良いか悩んでいる方も少なくはないと思います。
それぞれ宇都宮市の屋根で多く使われている材料ごとの耐用年数を比較してみました。
屋根材料耐用年数一覧
屋根防水シート…約15年
※30年以上の高耐久シートもありますが、ここでは一般的な 防水シートの耐用年数を記載しています。
スレート瓦…約15年
金属瓦(鉄)…約20年
金属瓦(ガルバリウム鋼板)…約30年
セメント瓦…約20年
和瓦(素焼き)…約50年
和瓦(釉薬付き)…約50年~
あくまでメンテナンスを行っていない屋根材の耐久年数ですが、このように、どの屋根材もメンテナンスを行ってなければ、大体30年が限界です。
和瓦は陶器製で塗装のメンテナンスの必要はなく半世紀は持つとされていますが、陶器硬さ故の地震での割れや漆喰劣化で30年ほどで雨漏りをしてしまうケースも中にはあります。
定期的なメンテナンスを行っていると、前述しました耐用年数を超えて維持することが可能です。

そしてこちらは、宇都宮市での雨漏りしている屋根を剥がした状態の写真です。
こちらのように、野地板が腐食してしまっていると「塗装」や「カバー工法」での工事ができなくなってしまいます。
その場合は、屋根の「葺き替え」工事が必要になってしまいます。
葺き替え工事は既存の屋根を撤去し野地板などから交換する工事ですので、費用が高額になってしまいます。
宇都宮市での修理方法と費用相場
あくまで一般的な価格ですが、宇都宮市で屋根の工事を足場を組んで行う場合
屋根工事の価格
塗装工事・・・70万円~120万円
カバー工法・・・200万円~250万円
葺き替え工事・・・250万円~300万円
以上のような価格となります。
葺き替えの場合は塗装よりも2倍~3倍の価格がかかってしまいます。
雨漏りを防ぐためにも定期的な塗装がお勧めです!

塗装をすると屋根に艶も出てとてもきれいになります!
実際に宇都宮市で屋根塗装した施工事例はこちらをご覧ください!
実は屋根工事の際の施工不良が原因の場合もあります。
意外と多いのが、屋根を塗装したことによる雨漏りですね。
こちらは、施工した職人や業者の知識不足や手抜き工事などが理由です。せっかく塗装をしたのに、塗装をしたことで雨漏りにつながることがあるんです。
以下の写真をご覧ください。

スレート瓦の場合、このような構造になっております。
この屋根を塗装すると屋根の重なり部分が塗料で埋まってしまうことになります。
すると、瓦の内側へ浸入した雨水が逃げ道が無くなり、内部へ雨漏りしてしまいます。

こちらは縁切り不良による雨漏りです。
塗装時に縁切りを行わずに塗装を完了してしまうと数年後に雨漏りや塗膜剥離の原因となってしまいます。
こちらはしっかりと縁切りの作業を塗装時に行うことで防ぐことができます。
縁切りにはこちらのタスペーサーを設置することが大切です。

こちらのようにスレート瓦の重なり部分にタスペーサーという器具を装着するだけで防ぐことができます。
私も宇都宮市で月間20棟以上のおうちの診断をしておりますが、10年前に塗装されたおうちはほとんどが縁切り不良となっており、危険な状態の屋根です。
もし、過去に屋根を塗装された方がいらっしゃったらご自宅の屋根に雨漏りのリスクが潜んでいないか確認してみてください。
屋根上の点検は危険ですので、プロにお願いすることもアリだと思います。
外壁からの雨漏り
雨漏りは屋根だけでなく、外壁からも雨漏りのリスクがあります。
軒天取り合い部

水は上から下に流れていきますので、天井近くのひび割れには注意が必要です。強風や秋の台風で雨が吹き込むと、ひびから雨水が浸入します。外壁の内部には防水シートが貼られていますが、シートが劣化によって破れていたり、そもそも防水シートを軒上まで貼り上げられていないケースもあります。
そういった場合、雨漏りだけでなく内部の木柱や鉄骨の劣化で住宅の耐久性そのものが脆弱になる危険性もありますので、高い位置のひび割れを見つけたら早急に専門家に診断してもらう事が良いでしょう。
サッシ周り
サッシ周りも注意が必要です。窓や開口部は室内側と外気温の温度差で結露を持ちやすく防水シートが劣化しやすい場所になります。
防水シートが機能していない状態だと、入ってきた水は直ぐに内部に浸入し、雨漏りや躯体劣化の要因になります。
しかも、構造的に地震などの揺れでひび割れが起きやすく、シーリングの劣化で更に雨漏りのリスクは高くなります。


雨漏りを放置するとどうなる?
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木材の腐食やシロアリ被害
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天井や壁紙のシミ・カビ
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電気配線のショートによる火災リスク
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修理費用の高額化(葺き替え工事など)
小さな雨染みでも放置はNG!
早期発見・早期修繕が結果的に費用を抑えます。
雨漏りチェックリスト(セルフ診断用)
✅ 天井や壁にシミがある
✅ 屋根裏がカビ臭い
✅ 外壁にひび割れがある
✅ 雨の日にサッシ周りが湿っている
✅ 10年以上メンテナンスをしていない
1つでも当てはまれば、専門業者による点検をおすすめします。
よくある質問(Q&A)
Q1. 雨漏りしているのに場所がわからない場合は?
👉 プロによる散水調査・サーモグラフィー調査で特定可能です。
Q2. 応急処置だけしても大丈夫?
👉 一時的なブルーシート養生などは可能ですが、長期放置すると劣化が進みます。
Q3. 保険は使える?
👉 火災保険で台風・雪害による雨漏り修理が認められる場合があります。
まとめ
本日は、屋根・外壁からの雨漏りについてご説明してきましたが、いかがだったでしょうか?
宇都宮市での雨漏りは、屋根・外壁・サッシなど原因が多岐にわたり、素人では特定が難しいことがほとんどです。
放置すると修理費用が跳ね上がるため、早めの点検・メンテナンスが大切です。
ご自宅でもし雨漏りが発生してしまった場合は、雨漏り箇所の特定が大切です。所むやみに補修を行っても改善されないどころか、本来必要な水のはけ口を塞いで雨漏りを悪化させてしまう危険性もあります。
水は高いところから低いところへ流れますので、天井からの場合は屋根や上の階、ベランダからの雨漏り。壁からの雨漏りは外壁や窓周りからの雨漏りが予想されます。
弊社では、お電話をいただいてから当日中に現地確認できるような体制をとっておりますので、緊急な場合は一度お電話してください!
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ブログ執筆者

株式会社とちのき塗装テック
桑島 淳
2級建築施工管理技士(建築・仕上げ)/外装劣化診断士/2級建設業経理士/石綿作業主任者/建築物石綿含有建材調査者/日商簿記2級/ITパスポート/二等無人航空機操縦士
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