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台風で雨漏り発生(坂口)宇都宮市|鶴田町|鹿沼市|壬生町|下野市|上三川町|日光市 屋根リフォーム・外壁塗装のプロタイムズ宇都宮鶴田店
2023年05月30日(火)
宇都宮市、鶴田町、鹿沼市、壬生町、下野市、上三川町、日光市にお住いの皆様、こんにちは。
2022年春に宇都宮市 鶴田町にOPENしました、創業94年のKPCグ
目次
台風により発覚する雨漏りに関して
2023年となり、もうすぐ梅雨入りの時期を迎えます。
梅雨時期から、夏の夕立、台風と塗装工事にとっては、
施工をいかに効率良くすべきかと考える時期になります。
同時に、雨漏りからのお問合せも多い時期にもなります。
そこで、雨漏りの補修にについてお話させていただきます。
【梅雨・台風対策!】雨漏りはなぜ起こる?雨漏りの原因は屋根からだけじゃない!?【アステックペイント】
1.台風で雨漏りが発生!どうしたら良いの?
放置せず、早々と業者に見てもらいましょう。
「通常の雨では雨漏りしない。雨漏りしたのは台風の時だけ」
という状況であっても、業者さんに見てもらうことが望ましいです。
一度でも雨漏りが発生した場合、偶然ということはなく、住まいに何らかの問題が潜んでいる可能性が高いと思われます。
通常の雨では雨漏りしていることが見られないとはいえ、人知れず屋根裏で雨漏りしている…ということも十分に考えられます。
仮に雨漏りを放置し続けると…
建物に入り込んだ雨水は躯体を少しずつ腐食させるなどして、徐々に建物を蝕んでいきます。
放置すればするほど、住まいは本来の耐久性を維持できず、早々に寿命を迎えてしまう可能性もあります。
更に、カビや菌を発生させてしまうこともあるのです。
そのため、一度でも雨漏りをした場合は、補修をするしないは別に致しまして、業者に診てもらうことをオススメします。
雨漏りを業者に見てもらうメリット
☆業者に調査を依頼することで無駄な出費を抑えれるケースがあります。
雨漏れの原因は、建造物の構造的な問題から発生するケースが多く、例えば「この部分は構造上雨漏れがしやすい」とか、「この部分の建材が破損したら雨漏れに直結する」、などの建物に関する知識が必要です。
その知識と現場の状況を見比べて、原因をピンポイントで特定すれば、的確な施工ができる為、1度の工事で問題を解決出来る可能性が高まります。
逆に1度の工事で解決しきれないケースもあります。
雨漏れを放置しまった場合は、躯体の劣化などの二次被害が起きてしまいます、結果、、、
雨漏れの原因として疑わしい要因が増えてしまい、特定が困難になってしまいます。
☆修理が高額または一度の工事で終わらないケース
前項で少し触れた、雨漏れが発生しても放置しまった場合、
劣化ヶ所が当初より増えてしまう事で、雨漏りの原因として【疑わしい箇所】が増えてしまいます。
その【疑わしい箇所】すべてを施工するとなると費用がその分かかってしまいますし、
一番疑わしい箇所のみを施工したとしても、雨漏れによる水の流れは非常に複雑ですので、他の箇所と複雑に絡んでいて、問題を解消しきれずに、一度の工事では解決できないケースもあります。
そうすると工事が複数回になってしまい、これまた費用がかかってしまいます。
このことから、雨漏れに気づいたら業者に診断を依頼することは費用面ももちろんなのですが、建物を劣化させない為にも非常に重要です。
施工事例のご紹介
調査を依頼して、どのような考え方で工事をしていくのかを、実際の案件を踏まえてご紹介します。
この案件では「1階の居間の天井から雨漏れがしている」というご依頼をいただきました。
原因と、施工に関してご説明いたします。
現地調査
現地調査を行い、原因と施工方法を探します。
枠で囲って番号を打っています。順番に見ていきます。
①雨漏れ箇所の真上にあたる部分です。
まず最初に「雨漏れの侵入口」を探します。
この件では後述する3つの理由から、赤丸部分が侵入口だと仮定し、瓦を数枚剥がしてみました。その結果・・・・
防水紙が破れ、野地板の隙間が露出していました。
当初は野地板の腐敗を想定していましたが、隙間から雨水が侵入しているようでした。
「じゃあこの侵入口を塞げば簡単に解決」
と、いきたいところなのですが、
侵入口周辺の劣化だけが他と比べて顕著な為、何らかの要因が侵入口付近の劣化を早めている、と判断することが出来ます、
単に塞いだだけでは数年たてば同じように隙間が開いてしまう可能性がありますので、
経年劣化以外の何が原因で破れたのかを探る必要があります。
そこで疑わしいのが、最初の画像の②と③の箇所です。
②は、黄色に囲われた枠内、瓦の先端部分にグレーのシールが打たれているのがわかります。
瓦の先端にこのような形でシールを打ってしまうと、↓の画像のように、瓦の内側に入り込んだ雨水が逃げ場を失い、野地板から染み出して雨漏れの原因となってしまいます。
※この画像はスレート瓦の説明ですが、通常の瓦葺きの屋根も同様の事が言えます。
このことから、②は雨漏れの原因の一つとして疑わしい要素といえます。
③は、オレンジに囲われた茶色い板金を【雨押え板金】と呼びます。また、雨押え板金の下部に位置する、壁と屋根の交差する部分を【取合い】と呼びます。
この【取合い】の部分は交差部分であることから、複数の建材をつなぎ合わせて構成されています。
その為、一つの建材でのみ構成されている場合と違い、【繋ぎ目】がある為、様々な要因で雨漏れの原因となりやすい箇所として知られています。
このことから、③も構造上雨漏れの原因になりやすい疑わしい箇所と言えます。
このように、
①が単純に雨漏れ箇所の真上であったこと。
②が①の近くにあった事
③が①の近くにあった事
この3つの理由から、雨漏れの侵入口を仮定しました。
実際に②③周辺も詳しく調べてみました。
まずは②のシールで塞がれている部分です。
本来であれば、屋根の斜面に沿って真っすぐと雨水が軒に向かっていくのですが、シールで塞がれていることで、画像のようにイレギュラーな水流が生まれてしまっています。
この水流が原因で、侵入口周辺の劣化を早めてしまったと判断することが出来ます。
次は③に関してです。
瓦を外して、板金の下を覗いてみました。
板金下部の部位に、ゴミが堆積しています。
このゴミが、水の流れをせき止め、侵入口周辺に水を流してしまっていました。
このような流れで、調査を行い何が原因でこうなったかを正確に突き止める必要があります。
そうすることで、余計な費用をかけずに雨漏れを正確に補修することができます。
実際の施工
原因を特定できたのでいよいよ施工です。
まずは瓦を剥がし、侵入口以外でもイレギュラーな水流の影響を受けていたであろう範囲の防水紙の交換を行います。
この範囲の防水シートを全て交換しました。
③の雨押え部分は掃除をし、施工数年後に仮にゴミがたまったとしても、水流が野地板周辺の隙間の部分に溜まらない様、板金を防水紙の上に新設し、軒に流れていくよう加工をしました。
②塞がれていた部分はカッターで既存シールを除去
瓦の固定に必要な分だけを、打ち直ししました。
費用もそれほどかからず、工事は1日で終了しました。
雨漏れは人間でいう怪我や病気と同じ
雨漏れは、健康だった体(家)が経年や外的要因でケガ(破損)をしたり、病気(劣化)を発症するのと似ています。
家は人と違い、自然と治癒する機能はありません。
放置するとそのまま悪くなっていくだけで、次々と健康だった箇所も蝕んでいってしまいます。
ですので、悪い箇所があればすぐに治すことが、お家の寿命を延ばし、想定外の出費を抑える一番の手段となります。
プロタイムズ鶴田店は雨漏れの診断、補修も数多く手がけておりますのでお困りのことがあれば是非ともご相談くださいませ。
創業94年のKPCグループ(郡山塗装グループ)のプロタイムズ宇都宮 鶴田店は、栃木県内全域で地域密着の外壁工事、塗装工事、各所補修、屋上防水、内装リフォームまで、お家のことでしたら何でもお問い合わせ下さい。
お客様とのご縁を大切に喜びと安心、そして感動をご提供できるような工事を行ってまいります。
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